19350915致增田涉
350915致增田涉
増田兄:
    九日の手紙拝領。『大地』に関する事は近内に胡風に見せます。胡仲持の訳はあてにならないかも知りません。倂し若しさうだったら作者に対して実によくない事です。
    僕は不相変熱に注射に須藤先生……実は病気がどうなって居るか不明だ。倂し体は先よら肥えて来て居る。
    徐懋庸輩に対する文章(力がないから四日間かかった)は仕方がないから書いたのである。上海にはこんな一群が居るので何かあったらぢきそれを利用して自分の為めの事をするから一寸打擊を与へたのです。
洛文拝上九月十五日
列译文
增田兄
    九日手书奉到。关于《大地》的事,日内即转胡风一阅。胡仲持的译文,或许不太可靠,倘如是,对于原作者,实为不妥。
    我依旧发热,正请须藤先生注射,病情如何,尚不可知,但身体却比以前胖了起来。
    对徐懋庸辈的文章(因为没有气力,花了四天工夫),实在是没有办法才写的。上海总有这么一伙人,一遇到发生什么事,便立刻想利用来为自己打算,胡须略为打击一下。
洛文拜上九月十五日
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